ジャンルにこだわらない手作りオーダー家具の製作

お知らせ

珍しい仕事です

2017年11月11日

僕には珍しい仕事をしました。

名古屋市錦町で有名な”H鮨”の大将のご希望でお作りした”ネタ箱”を、

先週納品してきました。


材質はヒノキの柾目材を使い、箱はアラレ組みで、蓋はホンザネで作りました。

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箱は耐水性をよくするために、全面カンナ仕上げとし一切ペーパーを当てていません。

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底板は箱を重ねた時にずれない様に、凸形状となっています。

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アラレ組みの部分には接着剤を使わずに、”竹釘”で上下から固定しています。

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ホンザネを用いた蓋です。

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良質のヒノキ柾目材を使ったので、思いのほか材料が柔らかくアラレ部分が欠けやすくて、

加工に苦労しました。

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SAGO Ar陶&Trunk 展

2017年11月11日

今年は仕事の他にもいろいろなことが重なり、ブログをなかなかUPできませんでした。

まだまだ落ち着いておりませんが、おそくなりましたが本年度最後の展示会のご案内です。

SAGO Ar陶&Trunk 展
開催日 11月15日(水)~20日(月) 10時~17時
場所  茶楽屋 われもこう
     愛知県春日井市鳥居松町3-42-1
     0568-81-4824


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陶芸作家の佐合さんとの5年ぶりのコラボです。

展示会の準備もなかなかできませんでしたが、毎日在廊しておりますので是非脚をお運び下さい。

17日(金)までは、編み座椅子のペーパーコード張りの実演をご覧いただけます。

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愛犬「絹」が逝く

2017年10月07日

今日は木工教室でしたが、急遽中止させていただきました。


実は愛犬ミニダックスの「絹」が昨夜急死してしまいました。

仕事を終えて7時半ごろ帰宅したところ、絹が近づいてきてくれたんですが、

目がうつろで足がふらついて息苦しそうだったので、家内にチョットおかしいぞといったんです。

もしかしたら今日病院で一日診察してもらったので疲れたのかもというので、

家内が抱いて2階についれていき寝かせようとしたところ、ぐったりとなったんです。

すでに心臓停止していたので、あわてて心臓マッサージをしながら病院に電話しましたが、

つながらないので直接病院に駆け込んで、急いで蘇生を試みてもらいました。

しかし、残念ながらそのまま息をひきとってしまいました。


僕が帰宅してわずか10分足らずの出来事で、信じられないことです。

後で考えてみると、僕が帰ってくるまで一生懸命頑張ってくれたのかなと考えたら

涙が止まりませんでした。


昨夜は絹が寝ている隣で一晩過ごし、今はブログを書いています。

綺麗な顔で、痩せてもいないのでただ眠っているかのようにみえます。

今日の4時に一宮市内のどうぶつ霊園に連れて行き、火葬、供養してもらう予定です。


今年の4月ごろ朝の散歩のときに携帯で写した、生前の絹の最後の写真です。

こんなことになるとは思っていなかったので、あまり写真を撮っていませんでした。

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5年ほど前に愛犬の「シバ」が亡くなり、絹もいなくなり家の中がガランとしてしまいました。

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宮田コーヒーに行きました

2017年06月07日

展示会の搬出日の出来事です。

午前中に搬出が終わり、午後から「BISHUスツール」をお買い上げいただいた、

千種区のお客さんのご自宅に納品に行きました。

納品が終わりコーヒーをいただきながら話をしていると、知り合いがやっているカフェがすぐ近くに

あるみたいだったので、お客さんが自転車で先導しわざわざ道案内していただきました。

行ってみるとバッチリ! 知り合いがやっている”宮田コーヒー”でした。

道案内していただいたA様、本当にありがとうございました。

以前勤めていた会社の同僚ですが、6年ぶりに会い自慢のコーヒーを堪能することができました。

近くにお住まいの方はぜひお越しください。

場所は千種警察署北側にある”よし川ビレッジ”とよばれるエリアの近くで、静かなところです。

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木の家具40人展・2017が終了しました

2017年06月05日

今年で第10回目の木の家具40人展が無事終了しました。

中日新聞に記事が掲載された効果もあり、今年も多くのお客様にみていただくことができました。

ご来場いただいたお客様、本当にありがとうございました。


明日からは休む間もなく、通常の仕事が待ったなしです・・・・・休みたい・・・

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”木の家具40人展”がいよいよ始まります

2017年05月30日

今年で10回目となる「木の家具40人展・2017」が、もうすぐはじまります。

これで10年続けての出展となりますが、実は数日前まで体調がすぐれず

出展が出来るかどうか微妙な状況でした。

先日から少し体調が戻ってきたので、何とか参加できそうでホッとしてます。


最後の作品作りも、本日なんとか終わりました。

左官職人の”太田さん”とコラボで作ったリビングテーブルです。

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天板に”金属壁”を塗りこんだリビングテーブルです。

炎天下の中、太田さんが一生懸命磨きを行い、面白い作品が完成しました。

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言葉でアレコレ説明するよりも、実際にみていただいた方が伝わると思います。

新しいボーンチェアーも2種類完成しました。

ぜひ会場でご覧ください。

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新作の椅子が完成?

2017年05月20日

”木工家ウィークNAGOYA・2017”の開催まで、2週間を切ってしまいました。

この期に及んでいまだに出展用の作品を製作中のため、体が悲鳴を上げています。

新しい椅子を作ると公表したので、頑張って製作に取り組んでいますが、

本日”新作イス”がようやく一脚完成しました。

実は、愛知県立芸大に通っている学生さんがデザインして、自ら製作した”あぐら椅子”ですが、

3ヶ月ほどかけて何とか作りました。

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完成度はあと少しという感じですが、ご本人はイメージ通りの作品が作れたと喜んでいました。

それでいいと思いますよ、プロじゃあないんだから充分です。


実は僕も、”あぐら椅子”をかねた”座椅子”を作りたかったんですが、時間切れです。

今製作中の新作イスは、次期ボーンチェアーです。(上の写真の左上にチラッと写っています)

なかなか良いデザインですわり心地の良い椅子なんですが、今までのボーンチェアーのような

荒々しいデザインではないので、賛否両論が出てくるかもしれませんね。

いずれにしても当日座りに来ていただき、講評をお願いいたします。

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「木工家ウィークNAGOYA・2017」に参加します

2017年05月07日

天候にも恵まれ、本日「杜の宮市」が終了しました。

ブースへお越しいただいたお客様、ありがとうございました。

そして明日からは、今回で10回目を迎える「木工家ウィークNAGOYA・2017」に向けて

作品作りを進めていきます。

今回も「木の家具40人展2017」と「木工家がつくる木のカトラリー展」に出展します。

非常にタイトなスケジュールで間に合うのかどうか不安ですが、とりあえず新作の椅子を作ります。

「木工家ウィークNAGOYA・2017」についてはコチラをご確認ください。

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ウォールナット材、カウボーイからの贈り物

2017年05月04日

世間はゴールデンウィークの真っ最中、工房に面した一宮ー大垣線(県道18号線)は

今日もレジャーに向かう多くの車で渋滞していました。

でも、工房の中はいつもと変わらず木工機械の音が響いています。

う~ん、いつ聞いても木工機械の音は、心地良いと言いたいところですが、凄くうるさいですねー!

とうとう、最近難聴気味になってきたみたいで、声が聞こえにくいときがあります。


今度の日曜日(7日)に開催される”杜の宮市”用の作品作りもキリがないので、

とりあえず杜の宮市の作品作りは終了しました。

在庫品も含めれば結構小物があるので、当日は展示には困らないと思います。


ということで、今日から”ステンドグラス用の額”製作の準備に取り掛かることにしました。

使う材料はブラックウォールナット材ですが、昨年安く仕入れた材料があるので

それを使うことにしました。

使う予定の材料の中央が、黒く変色して割れがみられます。

実はこれは”カウボーイの贈り物”が原因なんですね。

ブラックウォールナット材は北米の牧草地などに多くみられる”クルミの木”なんですが、

放牧のために鉄条網を固定するために利用されるため、

鉄条網、釘また散弾銃の鉛弾などが埋まっていることがよくあります。

今回の材料にもその釘と鉛玉が入っていました。

材料の外観です。中央が割れて黒く変色しています。

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黒く穴が開いている部分をノミで掘ると、釘が姿をみせてきました。

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奥に行くほど釘の径が太くなっているようで、抜けそうで抜けません。

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材料を裏返して裏側を掘ってみます。

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15mmぐらい掘ると、釘の頭らしいものがみえました。

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長さ40mmぐらいの釘が姿を現しました。

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埋まっているクギはあと1本ありましたが、すべて取り除き材料を挽き割りました。

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ところが今度は、”鉛玉が”埋まっているのを見つけました。

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ノミで掘ると直径5mmぐらいの潰れた鉛弾が出てきました。

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ウォールナット材は、最近は特に価格が高騰している高級材です。

しかし、こういう異物が混在した材料は価格が一気に下がり比較的安く手に入るため、

小物作りには欠かせません。


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バターナイフとスツール

2017年04月29日

杜の宮市を1週間後にひかえて、出展用作品を製作しています。

こちらは2年前から作っている”自立するバターナイフ”です。

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在庫がほとんどないため、まとめて作りました。

刃の部分はオークとヒバを使い、ナラ、サクラ、ウォールナット、パープルハート、神代ケヤキ、

チーク材でサンドイッチしてあります。


こちらは2脚のみ限定で作った”スタッキングスツールSH450”です。

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座面は5種類の材を接ぎ合わせて作り、脚はサクラとレッドオークの2種類です。


同じく2脚限定で作った”スタッキングスツールSH600”です。

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こちらの座面は柔らかいバックスキン(革)を張った仕様としています。

脚はサクラとレッドオークの2種類です。

いずれも、BISHUスツールと基本的には同じデザインとなっています。

展示品のみの限定販売となりますので、会場にてご購入ください。

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