お知らせ
座卓の金具の補強について
2013年03月13日
一昨年納品した保育園の座卓に、
某社の”座卓脚”(折りたたみ脚)を使っているんですが、
金具先端の爪が曲がってしまう不具合がでたので、
補強するように保育園のほうから頼まれました。
このタイプはコイルばねの力で、金具が折りたたむ構造になっています。
カタログ通りに寸法を決めたんですが、コイルばねの力が思いのほか強いので、
先端の爪を持ち上げるときに結構力がいるんです。
ところが写真でもわかるようにこの爪が貧弱なので、
作っているときから気にはなっていたんです。
そこで金具の裏に厚さ15mmほどの板を付けて、
金具全体を補強するようにしたところ、これが結構調子がいいんです。
持ち上げるときには補強板に指を掛けることになるため、
指をかける面がおおきくなり、痛くなりません。
金具先端の部分も爪がむき出しにならないので、
見た目もよくなり安全に使うことができます。
保育園にはもう一脚座卓がありますが、こちらのほうが曲がるのも時間の問題なので
ついでにもう一対予備を作っておきました。
正直いって、この金具不〇〇〇品ではないでしょうか?