お知らせ

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ソファーの修理

2011年09月17日

一宮のコミュニティカフェ「com-cafe三八屋」の星野さんから、
昨年の暮れに頼まれていた”ソファーの修理”にようやく取り組みました。

ソファーの修理どころか、まともにソファーの構造もみたこともないので、
まずはネットでの情報収集から始まり、補修部品の購入・・・etc
知識だけを豊富に詰め込んで、あとは実践あるのみとばかりに、
修理に取り掛かりました。

修理したのは”カリモク60”の紛い物5脚です。
ほとんどのものが表面の痛みはなく、写真のように座面が完全に落ち込んでいます。
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フクちゃんが昼寝するには都合のいい凹み状態だったようですが・・・・
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裏をみるとベルト、ウレタンが劣化しておりボロボロになっています。
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ソファーのレザー表面状態は良好なため、今回は中身の交換だけを行ないます。
本来は表面のレザーを取り除いて、ベルトを張り直したうえでウレタンパッキンを
載せレザーを張り直すんですが、今回は裏からベルトを裁断してウレタンパッキンを
取り除きました。
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新しく入れるウレタンは30mmチップウレタンと20mmのスポンジで
計50mmの厚さです。
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ベルトは直接ソファ本体に固定できないため、
木枠を作ってベルトを張り、その木枠をソファ本体に取り付けることにしました。
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木枠をソファの裏から取り付けた状態です。
木枠はビスでソファー本体に取り付けてありますが、ソファ本体の桟に乗った
状態で取り付けてあるので、万が一ビスが緩んでも木枠が外れることはありません。
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このソファーにはボタンが付いているため、新しく購入したボタンにレザーを
取り付けて、座面に挿入固定します。
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ボタンを取り付けた後は裏布を取り付けます。
裏布はウールを使いましたが、ここ一宮は織物の産地なのでタダ同然で布が
手に入り重宝しています。
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完成状態です!
初めての仕事にしてはまあまあではないでしょうか?
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ちなみに今回行った木枠にベルトを取り付けて固定する方法は、
ソファー修理素人のわたしが勝手に考えた方法なのですが、
案外簡単に行えるのでお勧めです。

なおここまでの作業は、今回相棒のKさんにやっていただきました。

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